ご入居者さま一人ひとりの好みや生活リズムを生活シート24に記録することで、それぞれのニーズに合わせたケアを提供します。従来のような画一的なケアでは対応することができなかった細かなところまで目を届かせ、その方が本当に望むケアを実現します。また、チームでどのようにサポートすべきかが明確になるため、スタッフ間のさらなる連携にもつながります。
できるだけ家に近い空間づくりにこだわり、居心地のよさを追求しました。施設感のあるものは取り払い、ユニット内に居室、リビング、キッチン、お風呂、トイレなどを配置。さらに寄り添ったケアができるようスタッフルームもなくし、ご入居者さまと同じ空間で過ごせるようにしました。また、ギャラリーゾーンも設けたため、作品などを飾ることができます。
従来型では大勢のご入居者さまを大勢の職員でケアしていました。シオンの丘で取り入れているユニットケアでは、少数のご入居者さまを少数の職員でケアします。これにより、環境の変化を少なくし家庭の延長のような感覚で生活を送っていただけます。またそれだけでなく、スタッフが把握する情報を少なくし、それぞれに合わせた個別ケアに取り組むことが可能になります。
眠りSCANは、マットレスの下に設置したセンサーにより、睡眠状態を把握するシステムです。ご入居者さまの状態をPCや携帯端末でリアルタイムに確認することができ、状態変化があった場合は即座にその情報を各端末に通知します。夜間の睡眠状態を把握し、眠りの浅いときにおむつ交換を実施したり、深い眠りの時は起こさないようにすることで良質な眠りを提供します。
遠方にお住まいのご家族さまでもゆっくりと面会していただけるよう、宿泊可能な部屋を設けています。看取り期においては、最期の場面に立ち会うことができるため、時間を気にすることなくそばで寄り添っていただけます。
※新型コロナウイルス感染症防止のため現状は利用いただけない状況です。ご利用可能になりましたらお知らせいたします。
あたたかな陽がさし込み、他のご入居者さまたちと語らえる場です。ご入居者さまの状況を把握しやすいよう、各居室を見渡せる配置に。
2階、3階にあるベランダからは神戸の街並みを一望できます。プランターで植物を育てたり、景色を眺めながら語らえる場です。
できるだけ家庭のキッチンに近い配置に。ご入居者さまが調理する場合も考慮し、IHにするなど安全面にも気を配っています。
南側の居室からは須磨・妙法寺の街並みを、北側の居室からは愛の園設立時に植えた立派な桜の木を眺めることができます。
各ユニットにある個浴は、介護アドバイザーの青山幸広氏が監修したガーデンローズRXを使用。入浴のしやすさを追求しました。
施設感のあるスタッフルームをなくしたことで、よりご入居者さまに寄り添えるケアが可能になりました。生活ゾーンと水回りのゾーン分けにより、快適な生活を送っていただけます。
共同生活室からは妙法寺の街並みが一望でき、特に夜景がきれいです。隣接する「愛の園」の良いところと、新しい試みを取り入れた施設ということもあり、スタッフもより連携を強化しながら暮らしやすさを追求していきます。介護は一人で背負うものでなく、家族、友人をはじめとした身近な方や、専門職の協力があって初めて成り立ちます。小さなことでもいいので、ぜひご相談ください。
要介護3の方の場合 (一割負担・負担軽減第3段階-①) |
約90,000円/月 |
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要介護3の方の場合 (一割負担・負担軽減第4段階) |
約180,000円/月 |
要介護3の方の場合 (二割負担) |
約210,000円/月 |